オリンピック反対派の人たちも、選手に罪はないよねという認識では、オリンピック賛成派の人たちと共通する。
さて、私は常識というものを疑う、考える人なので、ちょっと考えてみたい。
本当に選手に罪はないのか
誰かが犯罪をした時、当然、罪はあり、それなりの制裁を受ける。もちろん、死ぬまでばれなかったり、一部の政治家はそうでもないかも知れないけれど、普通は罪があり、服役だとかしなきゃならない。
ただ、犯罪を犯した当人が、判断能力がありませんよとなった時、罪に問えなくなったりする。
コロナ禍であるのに、リソースを大幅にオリンピックに割く。他国からたくさんの人を呼ぶ。オリンピックがなければ、死なずに済んだ人たちもあるだろう、これはほんの少しでも想像力があればわかることだ。
オリンピック選手に罪はないよねとか、責任ないよねと定義するためには、オリンピック選手がコロナ禍でのオリンピック開催による社会の影響を待ったくもって想像できないとき、オリンピック選手は罪も責任もないと言えるかもしれない。
つまりは、オリンピック選手に罪も責任もあるわけないじゃないかというオリンピック反対派賛成派の皆様は、オリンピック選手を小さな子供で自分のしていることがいまのコロナ禍の社会において、どんな影響があるか、理解できていないんだよ、可哀そうな人たちなんだよと言っているのではないか。
続く
