FB友達 Mさん、お薦めの本、「最暗黒の東京」松原岩五郎 講談社学術文庫 岩波文庫版が無かったので、講談社にする、この辺りのこだわりは私にはない。
日清戦争前夜の東京の下層をルポした本。
かなり、面白い。この、講談調に思える言葉のリズムが心地よい。
さて、当時の東京の貧しい人たちを取り上げているのだが、ふと、思った。
日本のおかしさ映す「東京貧困女子」の問いかけ
幸せな青春を送った世代は現実に気づいてない
https://toyokeizai.net/articles/-/278638?display=b
東京では、生活費が足りなく、身を売る大学生もいるとか、そして、オリンピックではたくさんのお弁当が廃棄されたことと合わせて考える時、今の現状の方が、日清戦争前の時代よりも、ずっと暗黒ではないかという気がする。
7.残飯屋
これも考えてみれば是非はともかく、セーフティネットだったのかもしれない。