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メモ いぶりがっこ生産農家3割「撤退」も 法改正で伝統的漬物が危機 朝日新聞社 - 1 時間前

いぶりがっこ生産農家3割「撤退」も 法改正で伝統的漬物が危機 (msn.com)

漬物を作るのに大きな設備が必要となる。

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厚生労働省が法改正に乗り出したきっかけは、12年に起きた浅漬けによる大規模な食中毒だった。札幌市の食品会社が製造した白菜の浅漬けで腸管出血性大腸菌O(オー)157による集団食中毒が発生。169人が発症し、8人が亡くなった。

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食中毒があって、衛生的にも強化しなきゃということで法律が改変され、法律に則って衛生設備を強化するぞということ。

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自家製の漬物を販売してきた農家の中には、改正法への対応を断念して廃業する人も出てきている。

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農家が、自分ちで収穫した農作物を漬物にして売るための設備投資が大きくなり、漬物を廃業する農家が増えるという。

さて、ここで忘れてはならないのが、事件を起こしたのはB食品、企業だ。

白菜浅漬による腸管出血性大腸菌O157食中毒事例について-札幌市 (niid.go.jp)

企業は農家が収穫した農産物を仕入れ漬物を生産する。

大規模で、時間もかかり、多くの人が関わる。

対して、農家が作る漬物は一人、もしくは家族数人が関わるだけで、必要な時間も少ない。つまりは菌が増殖しずらいということでもある。

O157の漬物を生産したのが個人の小さな農家であったのならまだしも、企業が作った規模の大きい漬物から出たものだ。

小さな規模で作る個人農家を企業生産のものと同一に対処するのは間違っている。

 

今回の政府の法律改変はあまりのも愚かであると私は思う。

文化を破壊し、農家の糧を奪う。これは個人の尊厳にも直結する問題であると私は考える。