普段使いの文章

こころ 穏やかに 緩やかに 一枚の写真と

第18回 日下部美術教室展へ行く

ほんの一時間ほど、旅をする

第18回 日下部美術教室展へ行く、京都市美術館別館。岡崎界隈に行くのは久しぶりだ。
京都会館は、その名前を変え、工事中となり、たくさん、並んでいた出店も消えた。原色が消えて整った顔の都会になってしまったように思う。

別館には二度、入ったことがある。中学、高校は合唱部に在籍していたので、コンクールの控え室になっていたとき、もう一つは昭和の子供たちの笑顔を写した写真展のとき。

教室展は二階。
一階から二階へと階段をのぼると同時に私の旅が始まった。
異国の風景が幾つも連なる。石と煉瓦の質感に飲み込まれる。
異国の風景が描かれた絵が並んでいるのだ。

私は、絵は全くの門外漢だけれど、クロッキーやスケッチブックを片手に旅に出たいと思うことがある、Aの音叉をポケットに。
ここに音叉があれば、まさしく私は夢の異国を旅している。

この共感は写真では味わえないだろう。私は現実にある異国の風景を旅しているわけではないのだ、描だされるその時の感動が、現実の風景に強烈な色彩を与え、私は共感という手綱を頼りに旅をしているのだ。。

子供たちの絵も楽しかった。賑やかな色彩、子供たちにはこの世界がどんなふうに写っているのだろうと思う。それに空き缶を模した絵は、不思議と惹きつけられた。
空き缶という規格品が様々に姿を変え、個性豊かになる。面白いなぁと思う。

実は、仕事以外では、私はかなりの人見知りなので、帰りにご挨拶せずに帰る、それだけが申し訳ないと思う。

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